会社の飲み会、嫌いな人も多いですよね。
最近は昔に比べて減ってきていると言われますが、調べてみると月に1~2回程度はあるようです。
皆さんの周りではどうでしょうか?
チェコでも同様に会社飲み会があります。
日本での飲み会のスタイルと大きく異なる点があり、日本人の私からすると変だなぁと感じた点があったので、今回の記事にまとめてみました。
私の働いている会社はチェコにありますが、チェコ人だけでなく様々な国をルーツに持つ人々が働いています。会社によっても異なる文化があるとも思いますので、その点を考慮したうえで読んでいただければ幸いです。
チェコでの飲み会の変なところ
- 参加しやすい雰囲気
日本では強制的に参加しなければならない飲み会が少なくありませんが、チェコではそうしたことはほぼありません。
私の会社では、出欠をカレンダーアプリで共有し、各自が自由に参加の可否を選びます。
もちろん断る人もいますし、仕事の評価への影響はないため、無理に参加せずに自分のペースで楽しむことができます。
しかし、個人的な感想としては断りづらいです(笑)
折角誘ってもらってますし、上司や同僚も参加するということを考慮すると心から乗り気でなくとも行くか…となります。もはや日本人の性質ですかね…(笑)
最終的には楽しいので、後悔などはないのですが。
- 料理
チェコの飲み会では、メインメニューと一緒にお酒を楽しむスタイルが一般的です。
各自がメニューから自分の好み・食欲にあった料理を選ぶため、ほかの人に気を遣わずに食事を楽しめます。
唐揚げのレモン問題など起きません!(笑)
日本の居酒屋のコース料理ではたくさんの料理が楽しめますし、小さい一品料理をおつまみにして好みのお酒を楽しむのもいいですよね。チェコでは大きく異なり、料理・お酒の種類は多くなく、ボリュームのあるメインメニューを食べてビールを飲み続けるという感じです。
個人的には日本の居酒屋のようなスタイルが好みですし、ビールを飲み続けるのもきつく、レモンサワーが恋しいです(笑)
店によってはポテチやチーズのような簡単なメニューはあるようですが、居酒屋のメニューの種類の多さには勝てません。。。
- 支払い方法
支払い方法もチェコ流です。
各自の注文を自分で店員に伝えて、個別に支払うスタイルが一般的です。
自分の食事代を気軽にコントロールできる一方で、正確な注文を伝える難しさもあると思います。
お酒で酔っている中でビールの種類や杯数を正確に憶えていられるでしょうか?
もし間違えた人がいたら、最後に店を出る人が多く支払うことになってしまいますし。。。(泣)
また、レストランではチップの文化があります。
合計金額にいくらか足して端数をなくして支払いを行うのがスマートな支払い方法となってます。
例えば支払いが567czkの場合は、600czk払いますと伝えて支払うという感じです。
チェコスタイルの飲み会は、自由な雰囲気で料理や会話を楽しむ魅力があります。
好みの料理を選び、友人や仲間と楽しい時間を過ごすことができる一方、ボリューム満点の料理とシンプルな支払い方法が、チェコの飲み会文化を特徴づけています。
異文化に触れるという意味では驚きがありましたが、個人的な好みとしては日本の居酒屋の方が好きでした。
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